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心に沁みる講演


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昨日は竹内さとる氏の講演会があった。
題は「うきは市に図書館がうまれる」。
竹内氏は図書館情報大学名誉教授。
つまり図書館の専門家の司書を育てる大学の先生。
図書館のプロ中のプロであり、日本の図書館を作ってきた人。
齢80歳。
お元気であったのが印象的だったが、
その言葉一つ一つが心に沁みてくる。
一つ一つの案件に対して必ず過去の具体例をだし、
だからこうなんだよと、咬んで含んで笑顔で説明してくれる。
講演の中で図書館職員の姿勢についてのお話があった。
いろいろと話されたなかで印象的だったのが、
「いつでもすぐにひざを曲げられること」というのがあった。
これは小さい子と目をあわせて話せる為ということだったが、
この目をあわせる、目を見るというのは、
「あなたと私は対等なんだ、同じ人間として対等なんだ。
あんたも一生懸命いきてるし、私も一生懸命生きてる。」
そういうことなんだと説明された。
どんな小さい子どもでも対等であるという姿勢、
これは図書館職員に限らず人間として万人に当てはまること
ではないだろうかと私は思った。
図書館がある町で育った子が、
20年30年後にこの町を支える、元気にする。
図書館ができること、本当におめでとうと先生は最後におっしゃいました。
ほんとうにありがたいお言葉。
私たちの活動が一つずつ少しずつ形になっていること嬉しく思うと同時に、
これからもずっと図書館を支える市民であろうと思った一日だった。

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