2008年12月21日
原鶴温泉 六峰館
今日声をかけてくれたのは、
筑後川の堤防の中で野菜を育てている方。
いっぱいの大根葉を畑の隅に置いてくれていた。
ほんとに感謝感謝の毎日。
いろんな方に支えられて人間は(あと鶏ちゃんも)生きているなぁと
青い空の下で思う。
ふと前をみるとゆうゆうと深い青を湛える筑後川の対岸に、
クリーム色のきれいな温泉宿、六峰館があった。
先日床屋さんに行ったときにたまたまいっしょになったのが、
六峰館の専務、井上さんだった。年はまだ40歳。
昔は父親同士の親交があり、私もよく遊びに行かせてもらった。
もちろん温泉もグリグリ入ったし(暴れた?)、
館内に自宅もあり、廊下を走り回った覚えがある。
久しぶりにお話をさせていただいたが、
今は福岡南部の温泉業会青年部部長をやっていて、
来年からは全国の青年部の部長に就任するとのことだった。
今もあちこち飛び回っていて、
原鶴温泉の町起こしなども手がけ、ラジオや新聞でもよく見聞きする。
がんばっているなぁと思っているところだった。
こういう時代なので自分の温泉旅館を切り盛りするのも大変なときに、
温泉業界の活気を取り戻そうとする、その行動力と決断と力量に
あらためて感服したしだい。
こういう方とお話をすると、自分も頑張らないとなぁと
ちっぽけながら思ったりする。
原鶴温泉のほとんどの旅館が経営者が変わっている現状で、
昔から根を張ってこの地にある旅館・六峰館。
ほんとにすごいことだ。