2007年12月14日
有精卵の証明
今日ファームに来たお客さんはいつもの方とはちょっと違った。
普通はたまごが欲しいか鶏を見せて欲しいとかいう感じで来るのだが、
今日のお客さんは「うちの鶏の親たちが見たい！」だった。
？どういうこと？と聞いてみると、道の駅で購入したファームのたまごを
チャボに温めてもらったら、６コのうち５コが孵って、今すでに
たまごを産み始めたとのこと。雄２羽、雌３羽、仲良くやってるとのこと。
これには少々びっくりした。ちゃんと孵した人もいたのか、と。
まぁ何よりファームのたまごが有精卵と証明できたことがいちばんよかった。
最近の世間の流行は、「偽」だそうだ。ファームのたまごは有精卵なのに
ひよこにならなかったと言われると少々具合がわるい。
なんとなくよかった。検査に合格したようなそんな思いをした。
そういえば私の隣でウコッケイのたまごを販売していたおばさん、
なんでこんなにウコッケイのたまごを持ってこれるのか不思議でならなかった。
ウコッケイは年間の産卵数は３０個～５０個。ほとんど産まない。
３０羽いて２個しか産まないというのはいつものこと。
あるときパタッとたまごを持ってこなくなった。
後で噂を聞いたのだが、その人が持って来てた卵はチャボの卵だったそうだ。
そういえばウコッケイとチャボの卵は小さくてよく似ている。
偽装の噂が流れて、お店のひとの調査が入ったらしいとのこと。
いかんいかん、そんなことをしていたらまったくいかい！
人が見てなくてもお天道さまはちゃんと見てらっしゃる。
悪いことはそうそうできないもんだ。
