火事でした。
春の旬を楽しむ。
今夜のテーマはこれかなぁ～♪
なんて考えて、少しだけ早めに帰路につく。
昼間作業中に、知り合いのおじさんがゆむたに来て、
掘ったばかりの竹の子とウドをくれた。
「ウドは酢味噌和え、葉っぱは天ぷらがいい」なんて言われたもんだから、
そりゃ～ルンルンですよ♪
家の近くまで来ると、「ピロリロリン～♪」なんて軽やかなメール。
なんじゃらほい？なんて見て見ると、
「火災発生」・・・
なぬ！？
酢味噌和えは今日はお預けだなぁ～；；
なんて思いながら、今からじゃ詰所に行くよりもそのまま車で直行した方が
早いと思い、現場へと向かう。
案の定後の方から我が分団の消防車が追っかけてくる。
さあ逃げるぞ～なんて思いつつも、さすがに信号待ちで抜かされる。
現場へ到着。
木造モルタル、民家の出火。
中ではかなり火がまわっていて、黒煙も上がっている。
ちょうど我が分団が放水を開始しようとしていたところに間に合い、
ホースの筒先を持つ補助にまわる。
２階がかなり激しく燃えているが、窓ガラスが放水の力では割れず、
石を投げたりするも跳ね返される。
他分団の方が「トビクチ」（棒の先に鋭利な金物が付い火消し道具）を持ち、
ハシゴをかけて格子と窓ガラスを壊す。
うわ～びしょ濡れだぁ～、こりゃ大変。
黒煙も酷く、ちょっとだけ吸っただけでもむせてしまうほど。
四方より水をかけて消火にあたる。
３０分位してやっと火の勢いもおさまり、消防隊が中に入る。
１０分ほどしてあたりが慌しくなる。
中から人が担ぎ出され、ストレッチャーに乗せられ救急車に運ばれていく。
火傷などの症状はなさそうだったが、心臓マッサージを施されていた。
あの黒煙の中、家にいるというのはかなり危険だ。
なんとか助かってくれるといいが・・・
さて、こっちも程なく撤収がかかり帰路につく。
夕方ということもあり、団員は１０名の出動。
前よりもちょっと減ったかなぁ・・・
少し気になる。
まぁそれはそれ。
団員の皆さま、おつかれさまでした。
酢味噌和えは明日明日。
