2008年10月22日
大豆
大豆畑
筑後平野はこの時期、稲作のほかに大豆がたくさん植わっている。
福岡県だから県の推奨している品種・フクユタカだと思う。
この大豆は豆腐でヤッコにして食べるのが最高に旨い。
風味と甘みが絶妙だ。
こうした高級な国産大豆を鶏たちにも食べさせてあげたいが、
こうした社会情勢のためそんな贅沢もできない。
ただ少なくとも安全は確保したいという思いから、
ファームの鶏たちには、非遺伝仕組み換えのPHF大豆をあげている。
もちろん普通のものより割り増しになってしまう。
でもたまごを食べてくれる方たちのことを思えば、
できることは可能なかぎりやりたい。
世界的に見て、大豆の価格は毎月のようにあがっている。
株式相場での上下はあるにせよ、世界の穀類、タンパク質類が
中国に持っていかれている。
１０億もの人間を抱えている中国が
畜産物をどんどん食べだしたので、
その餌となる何倍もの世界中の穀類（とうもろこし、麦など）や大豆が
中国マネーで買い占められている。
食料自給率約４０％の日本は今さらになって焦っている。
しかし時すでに遅し、胃袋を握られている日本に
国際的な自分の我を通す意見などいえるはずがなく。
世界の穀物はほとんどアメリカの穀物メジャーが押さえている。
アメリカさんにはどうあっても頭があがるはずもない。
アフガニスタンで無料ガソリンスタンドを継続するもやもうえず。
こんな日本に誰がした？
時の首相は誰だったか？
物を言うには食料自給率１００％以上ないと。
イラク戦争でのフランスの反対意見は強かった。
