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農の道。


玉葱苗を植える


まずは苗の選定が大事。
ホームセンターなどで売っているものでもいいのかもしれないが、
苗を育てる農家への指導などがちゃんとやれているかは不明だ。
どこでも早く苗を植えたいものだから、
農家の方も種を早く蒔いてしまう傾向がある。
今年初めて原田種苗(吉井町)で苗を購入してみた。
しっかりとした苗物屋さんだ。
なんせ苗を買って帰るまで45分かかった。[:たらーっ:]
なんで時間がかかったかというと、
①玉葱の種は9月27日以降に蒔いたものでないと
 塔が立ってしまって食べれなくなること
②苗を植える土壌への肥料について
③玉葱の収穫、保存の方法
④昔ばなし
⑤その他の野菜の育て方
⑥店の方針とか、その他もろもろ
農業本にちょくちょく、「信頼のおける苗物屋さんで購入する」
というフレーズが出てくる。
な~るほど、こういうお店が信頼のおけるお店なんだなぁ~と
なんとなくわかった気がした。
ただ時間がかかるのが・・・[:ひやひや:]
さて、玉葱を植えたファームの様子。
tamanegi.jpg
全部で600本植えた。
ちゃんとできれば1年分はあるかな。
今年はなんとなく楽しみ。
左の列は余ってしまったので、ここにビニールをかぶせて霜よけをして、
冬でも野菜がとれるようにしてみようと思う。
移植したのは、春菊、サラダ菜、サニーレタス。
水菜も霜に弱いからここに移植してみよう。
今年の冬は美味しい野菜が食べられるかな~。


冬畑


farm.jpg
ファームの西側の畑はもう冬支度。
銀杏の葉っぱが落ちて、畑いちめんが黄色のじゅうたん。
左の手前には里芋の葉っぱが元気に育ってたのが、
寒にやられて一日で解けてクニャッってなってしまった。
早く芋を掘って救出してあげないと、
芋もそのまま寒にやられてしまう。
真ん中の銀杏の木の下にはサツマイモもあと1列植わっているが、
葉っぱは解けてなくなってしまった。
この子たちも早く救出してあげないと・・・
サツマイモは寒さにすごく弱い。
ほんとはこの時期、全体を野菜の緑で覆っておかないといけないのだが、
今回ばかりは失敗してしまったという他ない。
奥の畑にある野菜でなんとか鶏たちの分を確保しないといけない。
奥の野菜がなくなる前に他の畑の野菜が育ってくれる事を願うばかり。
毎年やってきてることなのに油断。
しっかりと現状を把握していかないと、
思わぬ失敗につながってしまう。
今年は野菜や草の確保は出張かなぁ・・・。
すいません、ここでお願いがあります。
「自家用の野菜くず~ 
 道端の葉っぱ~(ギシギシとか)
 いらないものがございましたら~
 当方が配達など廻ったときに~ 
 一方くださいませ~
 無料にて~ 
 引き取らせて頂きます~
            ♪♪♪ 」


カブ


kabu.jpg こかぶ
畑を見てみると、カブが育ってた。
先日山汐菜と間違えられてUPされてしまったやつだ。
憤慨して急に大きくなったのだろうか。
気づいたらもう食べられる大きさになっていた。
(だからゴメンといったでしょ~)
ファームで種を蒔くのはいつも金町小カブ。
たぶん育ちやすいからだと思う。
(なんで自分でわかってないのか?)
ふんわりとやわらかく、煮ても漬物でも食味がいい。
葉っぱも栄養満天だ。
昨日とった分は何かとブツブツ交換してしまってまだ食べてないが、
今年も見た感じおいしそうだ。
(田舎はブツブツ交換が頻繁に行われている)
yamashio.jpg
こちらは山汐菜。
今がいちばんの収穫期。
鮮やかで張りもよく、葉っぱのチカチカも痛い。
漬物にしたものを食べさせてもらったが、
風味のよさとピリッとくる感じが抜群だった。
早く収穫して家で漬けてもらわないと。
(なんで人の家で食べてるのか?)
ということで、今年の冬野菜はまずまず。
ただ鶏たちの野菜が育ってないのが気になるところ。
この寒い中、ちゃんと育ってくれるのか心配だ。


ターサイ


ta-sai.jpg
ターサイが育ってきた。
この野菜が素晴らしく旨い!
味の濃さ、張り、料理を選ばない素材、
とても美味しい冬野菜だ。
これがもう少し大きくなって霜にあたると
座布団みたいに広がってくる。
スーパーなどにはあまり見かけない野菜だが、
理由はその独特の形にある。
のっぺりと広がり大きいものだから流通にのせにくい。
最近では道の駅などに売られるようになったが、
知られている野菜ではないのであまり売れてないようだ。
だがこんなに旨い野菜は他には見当たらない。
私のいちばん好きな冬野菜。
さらにすごいことに、これはもともと中国野菜。
中国の寒さに耐えてきた野菜ともあって、
ファームの-10℃の気温や毒霜と呼ばれる厳しい環境にも耐えうる。
なんとも孝行な野菜さんだ。
今年も春までヨロシクね。


小春日よりの穏やかな日々


minou.jpg
すっきりと晴れ渡り、耳納のお山もご機嫌そう。
朝のファームは3℃まで下がってきたけど、
昼間はシャツ1枚でもいい感じ。
温度差が20℃近くなるシーズンがこれから5ヶ月程つづく。
人間も植物も犬もファジ~な感じが求められる。
天気はこんなにいいのに政界は暗沌としてるのがイタイ。
給付金だの解散総選挙だの、駆引きの為の政治が横行し、
国民の生活のための政治が行われていない。
日本人として恥ずかしいかぎり。
今回財務省の影がまったく出てこない。
2兆もの金をだすのに押し黙ったまま。
2兆円だすかわりに、消費税10%の公言が交換条件だろう。
一家庭4人、仮に400万の収入があるとして、
だいたいの給付金(還付金だ!)が6万円。たったの一回ポッキリ。
だけど400万を全部使ったとして、単純計算すると
消費にかかった税は5%で20万円。
消費税が10%になったら、年間40万円。
これだけの税金を生きているだけで老若男女払うことになる。
消費税の方がある意味公平かもしれないが、まずは官僚の無駄を省け。
生涯収入が普通ならば3億円の官僚、天下りの転がしによって
最終的には7億円になるという。
その他国の特別会計には税金が漏れ出る穴が山ほどある。
税金を増やすより、まずはその穴の修理が先だ。
詐欺師がよく使う手口、少しあげてガッポリ巻き上げる。
国が大きな詐欺をしようとしていること、これには怒らなければならない。
などと考えながら、トラクターを一人操る。
考え事をしていたので、足の隙間から入ったブヨに足を刺された。
見ると血でてるし…
結構派手に吸ってくれたなぁ~と思いつつ、
トラクターが終わったら一昨年作っていたムカデオイル(赤)をヌリヌリ。
やっぱりこれは効く~~~!


山汐菜 Ⅱ (^^;)


昨日紹介した山汐菜。
どうもおかしいと思いつつ、いろいろと考えてみた。
思い込みをなくし、前のことをよ~く思い出してみると・・・
山汐菜以外の種を蒔いた記憶をたどってみると・・・
もういちど画像を注目・・・
yamashio.jpg
下の方にカブが付いているし・・・
あっ、これカブじゃん!
そういえばコカブの種蒔いた (^^;)
いや~~~~~、失敬。
誰がどう見てもカブだ。
こんなに大きく育っているのに野菜の種類間違えるとは恥ずかしい。
訂正してお詫び申し上げます。
これは’カブ’っす。 (^^)/~
さて気を取り直して山汐菜のお話を・・・
大きく育った山汐菜。
yamashio.jpg
葉っぱはギザギザの形をしていて、すこしチクチクする。
漬物にして食すると、独特の風味を辛味が絶妙。
その昔筑後川の氾濫で・・・
もういい?
そうです、昨日違う野菜の写真をUPして説明しました。
たいへんすいませんでした


山汐菜 「ほんとはカブだった・・・の巻」


yamashio.jpg 山汐菜
山汐菜、だとおもう。
あれ?今気付いたが根元にカブがついてる。
今までのものはカブはついてなかった。
でも葉っぱの形はギザギザで同じようだ。
あれ?
山汐菜を紹介しようとしたが、どうも具合が悪い。
もう一度写真取り直すとしよう…
他のところに植わっていたものはカブはなかったし…
この葉っぱ、なんだろう?
とにかく昨日漬けてもらった。
すでに水が上がっているから、今日には食べられるだろう。
美味しくなかったらどうしよう…
ふつうに山汐菜の漬物ならば、
風味がよくピリッとしてとても美味しい。
山汐菜の漬物はここ筑後名産の漬物だ。
その昔、筑後川の氾濫で上流から流れてきてこの地で自生したらしい。
そういえば阿蘇高菜に形が似ているようにも思う。
何はともあれ、こんな美味しい物を発見した先人には感謝だ。
この辺りの人はこの山汐菜の漬物が大好き。
一度だけゆむたファームブランドの漬物をお店に並べたことがあるが、
一日できれいになくなってしまった。
一日しか出していないので評判が伝わってこないが、
ファームの山汐は間違いなく美味しいと思う。
山で赤土で醗酵鶏ふんで育った野菜はほとんどのものがピカイチ!
ただ人間の方が忙しく追いつかずに、出荷ができない状態…
そのうち研修生を入れることができれば、
「漬物屋 ゆむたふぁーむ」に改名しようかな~
今のところの漬物レパートリーは、
野菜は、山汐菜、高菜、野沢菜、壬生菜、小松菜、カブ、大根・・・
ぬか漬けも研究の価値があると思う。
そうすると大量にとれた夏野菜も漬物に早代わり。
漬物がある生活はやっぱり幸せだ。
おいしいご飯もね。
漬物屋 ゆむたふぁーむかぁ・・・
^^^^^^^^^^^^^
後日談「すいません、これはカブでした。ほんとの山汐菜は
次の日のブログでUPしてます。失礼しました。」


ガリガリと農作業


久しぶりに3時間の農作業時間がとれる。
今日はガリガリと作業するぞ!とまずはトラクター。
torakuta-.jpg
東側の畑はショックなことに、種を撒いたすべてのものが発芽せず。
もう一回トラクターで起こして、草をはやさないように土をきれいに。
それからコマツナ、水菜、ターサイの種をバラバラと投げる。
今まではだいたい発芽はしていたのに、気候が変わってきているのか?
11月に入ったこの時期に種を蒔いても育つかは不明。
今日の雨に祈る思いで・・・
imo.jpg
それから、芋を二列収穫。
コンテナ2杯分とれた。
あと二列残っているが、また今度。
苗植えるのはいいが、収穫は結構大変だ。
それにベニアズマは冬がなかなか越せない。
ダンボールに入れて部屋の暖かいところにおいて置けば
なんとかなるけど、特に寒さに弱い。保存が今年の課題。
nae.jpg
それから、サラダ菜、サニーレタスを移植する。
レタス系の野菜がいちばん元気なようだ。
どんどん大きくなって、早く植え替えて~と叫んでるよう。
今日の雨でちゃんと根が付くといいな。
作業を終え、頑張っている人確認。
syunngiku.jpg
春菊だ。
大きくなるんだぞ~。


移植


今日は30分ほど作業の時間が取れたので、
何をしようかと考えた。
中途半端な時間、だけど近々にやること山積。
優先順位をつけたいがつけれない状況で・・・
saradana.jpg
サラダ菜の移植。
冬に美味しいサラダ菜を食べるためには、
今日の30分を有効に使うことに決定。
ズラッとならんだサラダ菜の苗をス~ッと抜いて、
一つ一つ間隔をとって植えていく。
何も難しい事なし、ただ「大きくなるんだぞ~」と小声でささやく。
ストレスといえば、真上の栗の木の葉っぱの間を
スズメバチの大が2匹飛び回っている事くらい。
寒くなったんだからもうどこか行こうよ~と思いつつ・・・
まだまだ苗はいっぱいある。
サニーレタスもやりたかったが時間が来て終了。
土とたわむれる一日の中のいい時間。
ほんとはもう少しゆとりがあって土と向き合いたいところ。
サラリーマンも大変だが、農的生活がゆったりとしてていいと
思っているとこれまた大変だ。
脱サラ農家の知り合いに聞いても、
「農的生活がゆったりかだと~? アホ言うな!」と一括。
今の農業は生産、加工、流通、販売、マネージメント、
その他すべてを一人でやるのがスタイルになってきている。
確かに忙しいはずだ。
あとは心の持ちようかな・・・


冬野菜


さて久しぶりにファームの畑を見てみる。
きれいな芽をだして元気に育っているのがレタス系の野菜たち。
レタス系の野菜は虫がほとんどつかないので、
大根みたいに虫にやられず比較的元気に育つ。
まずはサラダ菜。
saradana,jpg
草にも負けず元気いっぱい。
種はパラパラと筋蒔きしていたので、この時点では込み合っている。
これをすっと抜いて広いところに植え替えてあげる。
これで美味しいサラダ菜が育つ。
冬の野菜ではとてもきれいで魅力的なお野菜。
次はサニーレタス。
sani-retasu.jpg
こっちは草よりかろうじて頭を出している状態。
これも込み合っているので、広いところに移してあげる。
苦味が少なく彩りのきれいなお野菜。
この二つとももう移植の時期。
明日にでもやれるといいけど。
朝晩がめっきり寒くなってきた。
はやくやってあげよう。
野菜も寒い時に根っこ引かれるのはつらいだろう。