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芽掻き


 「じゃがいも」というのは本当に素晴らしい食べ物だ。
何が素晴らしいかというと、1年間保存が効くということ。
保存ができるということは、「食べれる」ということだ。
この「食べれる」というのは、現代では当たり前かもしれないが、
非常時には最高の値打ちを持つ。
 ただ、そのままにしておいてはダメ。
まずは梅雨前の収穫のときに、少しだけ天日にあてて表面を乾燥させ、
痛んだじゃがいもを取り分けて、ダンボールなどに詰め込み、
日の当たらない冷暗所に保管すること。
日に当てると、表面が緑色になって苦くなってしまう。
 そして寒くなってきたこの時期にしておかないといけないこと。
それは「芽掻き」。
じゃがいもも子孫を残そうと、この時期に芽を出そうとする。
この芽を人間が食するとあまりよくないとされている。
この出てきた芽をそのままにしておくと、
芽はどんどんと伸び、じゃがいもの養分を吸い取り、
じゃがいもはフニャフニャになってしまう。
フニャフニャになってもじゃがいもは食べられるのだが、
どんどん悪くなってしまう。
 じゃがいも2
 そこで、この芽を指や爪ではじいて取ってしまう。
これが「芽掻き」だ。
芽は簡単に取れてしまう。
じゃがいも3
このとおり。
この作業をこれから1、2ヶ月かに一回程繰り返していく。
もしこれを忘れてしまうと、ダンボールのフタを押し上げて芽が飛び出してくるのでご用心。
じゃがいも1
 右はbifore で、左がafter。
この位なら1分程度で終わる。
ちょっとしたことで、美味しいじゃがいもがずっと食べられる。
 ただ、やっぱりめんどくさいので、
こんな作業をするには雨降りに。
晴耕雨読、時に、晴耕雨芽掻き。

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