2007年3月31日
こぶしの花。
こぶしの花。
桜の花が満開で、あちらこちらに花びらが舞い散っている。配達をしていても本当に桜の花には心奪われるものだ。昨日見た桜は、樹齢100年以上はとうに立っている山桜で、高い杉木立の更に上へ頭をだしている堂々とした巨木だ。写真を撮ったものの、ちょっとやそっとじゃ写させてくれない程の威厳があり、案の定写ったものは実物とは全く違うものだった。巨木を取り続けて30年の方(名前は覚えていない)が、「木の気持ちになるまでまつんですよ。」とTVコマーシャルで言ってたのは本当の事かもしれない。
桜を写すのはまた今度にして、ゆむたに帰ってきてふと見上げると、こぶしの花が満開だった。こぶしってこんなに綺麗だったかな。こぶしの花のこの純白ではかなげな、天に向かって咲く感じがなんともいえない。月夜にみるのがまたいとおかし。春はなにかと忙しい時期ではあるが、こうして心豊かに過ごす事のできる季節でもある。