コウタ初めての救急車

日々の出来事。 Comments : 3

いつものように保育園にお迎えにいって、
お客さんのところに少し寄っての帰り道。
車のチャイルドシートに載せたとたん、
コウタ硬直、目が上を向いてしまった。
え？なに？
また新しいジョーク？
いやでも様子がおかしい。
これはもしかして・・・
「息ができていない！」
さっき飴だまのところで飴を凝視してたから、
喉に飴でも詰まらせたのか？
これはいかん！
早く吐き出させないと窒息死してしまう！
すぐに車から降ろし腹を抱えて頭を下にして
背中をバンバンと叩く。
お客さんには救急車の手配を頼む。
コウタはなんだか苦しそう。
でもいくら叩いても飴玉は出てこない。
「おかしいなぁ…」
さらに背中を叩く。
ドンドンドン・・・
そ～っとコウタの顔を見てみると、
息は出来ているようだけど、
泡吹いているような感じ？？？
もう飴玉出てきてもよさそうだけど・・・
そのうちコウタの意識が少し回復しだした。
とりあえず死んでしまわなかった。
よかった・・・
そうこうしているうちに救急車が到着。
調子がよければ、
「おっ！救急車やんけっ！」っとハッスルするはずだが、
なんとなくボ～～っとした感じ。
とりあえずコウタに聞いてみる。
「飴玉食べた？」
コウタ、首をかすかに横に振る。
もう一度、「怒らないから教えて。飴玉たべた？」
コウタ、首をかすかに横に振る。
ん？じゃぁなんだ？
とりあえず救急車に乗せてもらって、
レントゲンのある甘木の病院まで連れて行ってもらうことになった。
はて、なんじゃろか？
救急車のなかでの問診で、そういえばここのところ喘息が出ているが、
それが原因かもしれないということになった。
高熱でひきつけを起こすことは聞くが、喘息もそんなことがあるのか？
病院に到着して、かるい問診とレントゲンを受ける。
コウタはボ～っとしているが問題なさそう。
レントゲンの写真を見させてもらうが、特に問題はなかった。
やっぱり飴玉は食べてなかったようだ。
とりあえずホッとした。
コウタははじめての救急車。
私は３回目の救急車。
呼んだらすぐに駆けつけてくれる消防の方たちにはほんとに感謝。
次にトミカを買うときはやっぱり救急車のミニカーだろうかと、
なんとなく思ってしまう一日だった。
ファームの秋。

秋は銀杏。
梅みたい。

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